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【定義】SPAC

November 13, 2021 by space

テクノロジー関連企業の素早い上場を目的とする戦略的 SPAC はベンチャーキャピタルと似たような役割を果たしている。
写真: Meriç Dağlı

SPAC(スパック:Special Purpose Acquisition Companies:特別目的買収会社)は、新型コロナウイルス危機をきっかけに魅力的な投資媒体として急拡大している。2020 年の SPAC 上場数は 2019 年と比較して 2 倍となった。

SPAC は、従来の IPO 方式を通じて資本調達しながら未公開企業の買収を目的とする。

SPAC ブームの過熱

著名なヘッジファンドや投資信託などの機関投資家は、運営スポンサーとして長年 SPAC 投資に携わり “founders shares”(創設者株)として SPAC 株の 20% を受け取る権利を有する。

テクノロジー関連企業の素早い上場を目的とする戦略的 SPAC は VC(ベンチャーキャピタル)と似たような役割を果たしている。

SPAC の流れ

SPAC 取引は、その迅速さと戦略的パートナーシップ構成より、一部企業にとっては通常の IPO と比較して非常に魅力的である。

長い年月を要する IPO とは異なり、企業買収と資金調達、株式公開に至る一連の買収計画は 24 か月以内に完了。

SPAC 上場で調達した資本は、株主の買収承認が得られる迄の間は信託口座に保管されるが、買収に反対する投資家は株式償還が認められている。

更に、運営スポンサーは PIPE(パイプ:Private Investment in Public Equity)取引を通じて、機関投資家より私募増資を調達する事もできる。この過程を “De-SPACing” プロセスと称する。

ウォーレン・バフェット氏は、株式や証券を割引価格で購入できる PIPE 取引に深い関心を抱いている。

近日のウォール街では、投資銀行がプレイスメント・エージェントとして PIPE 取引に関与。

SPAC 上場の成功例

英実業家リチャード・ブランソン氏の宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス」は、2019年に SPAC 上場し、同年内に 146% の収益を上げた。

米ヘッジファンドマネージャーのビル・アックマン氏が率いる「パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント」は、2020 年に SPAC 上場し、40 億ドルを調達。これまでの SPAC 上場では最大規模である。

テクノロジーに特化した世界最大規模 VC(ベンチャーキャピタル)であるソフトバンクでは、SPAC 上場を目的に多様なセクターに渡る小規模民間企業に 1 億ドル以上の出資を行っている。

参考文献:

  • The fast track IPO – Success factors for taking firms public with SPACs – papers.ssrn.com
  • EMERGING TRENDS IN THE SPECIAL PURPOSE ACQUISITION COMPANY MARKET: IMPLICATIONS OF FRONT-END IPO UNDERPRICING – repository.tcu.edu
  • How special purpose acquisition companies (SPACs) work – pwc.com
  • SPAC Research – spacresearch.com
  • A SPAC is a high-risk but potentially profitable way to get in on the ground floor of a new stock — here’s everything investors need to know – businessinsider.com
  • Almost everything you need to know about SPACs – techcrunch.com
  • What Is A SPAC? – cbinsights.com
  • Special Purpose Acquisition Company (SPAC) – investopedia.com

Filed Under: hedge-funds, private-placements, sectors, stocks, watchlist Tagged With: IPO, PIPE, SPAC, スパック, ヘッジファンド

新型コロナウイルスとブラックスワン現象

November 9, 2020 by space

人類社会は、歴史を通しブラックスワンより学び成長してきた。
写真: Brian McGowan

歴史上、パンデミックは戦争や自然災害を凌駕する大量殺人を実行してきた。

ビルゲイツ、ジョージ・W・ブッシュ、そしてバラク・オバマ氏は予期されるパンデミックに対し警告を促し続けていた。

過去のブラックスワン現象の例として、第一次世界大戦、1930 年代のブラック・チューズデー(ウォール街大暴落)、 そして 2008 年の金融危機があげられる。

パンデミックには 14 世紀の黒死病、スペイン風邪、そして今日の新型コロナウイルスなどがある。

ブラックスワン現象とパンデミックは、長期に渡る金利低下を生じさせるとの研究結果ある。

ハーバード大学教授のマクロ経済学者 Robert Barro(ロバート・バロー)氏は、ブラックスワン現象とパンデミックは 半世紀毎に発生し、主要経済GDPを急速に下落させると推定。

未来への分岐点

人類社会は、歴史を通しブラックスワンより学び成長してきた。

MIT(マサチューセッツ工科大学)経済学教授の Daron Acemoglu(ダロン・アシモグル)氏は、 パンデミックは組織の発展過程において重要かつ極めて挑戦的瞬間であると考える。

  • 17世紀のイギリスで発祥した産業革命。
  • スペイン風邪の流行後、ヨーロッパ諸国では公衆衛生システムが確立。
  • 伝染病撲滅を目指す国際組織が 1919 年にウィーンで創設、今日の WHO(世界保健機関)の前衛と言われている。
  • 2008 年の金融危機では、米国のサブプライム不動産担保証券の崩壊がきっかけとなり、多分野にわたる資産価格がドミノ倒しのように暴落。FRB(Federal Reserve Board:連邦準備理事会)による損失補填策が講じられ、金融セクターにおける 欠陥が大幅に修正された。

ハイパー・グローバリゼーションによる価値連鎖の推移

1995 年に WTO(世界貿易機関)が設立されて以来、ハイパー・グローバリゼーションが全世界の GDP(Gross Domestic Product:国内総生産)と比較して急速に浸透。

国境を越えた経済統合が、貿易業のグローバル化、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)や AI(人工知能) の成長より行き過ぎた状態にある。

新型コロナウイルス感染症の流行故、世界がデジタル経済およびグリーン経済への移行に拍車を掛けつつある。

半導体 – グローバルテクノロジーの商業兵器

米中貿易摩擦は、一層エスカレートし緊張が高まっている。

新型コロナウイルス発生後、全世界の半導体供給連鎖システムにおけるリスクが表面化している。

台湾 TSMC 社(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Limited)は米国より 60%、中国より約 20% の割合で 全世界の半導体製造業の約 1/2 のシェアを占め 350 億ドルの売上高を持つ。

何よりも主流のとなるアップル社は、TSMC 社の高精巧な半導体製品に依存する中、 2020 年 5 月にトランプ政権は新たな輸出管理規制を発表。

「米国テクノロジーとデジタル・インフラストラクチャーを使用してチップを供給する米国以外の半導体メーカーは、 中国企業への出荷前に米国ライセンスを要さねばばらない」といった内容である。

中国ハイテク企業によるスパイ活動故、機密データが中国政党と共有される事を懸念し、 トランプ政権は国家安全保障への脅威となる可能性があると主張。 

米政府は、中国ファーウェイ社に対するスタンスを強化しながら TSMC 社との同盟締結に向けて 長期に渡る圧力を掛けていた。 

米国との継続取引を望むのであれば、中国ファーウェイ社への半導体販売を禁止すべき事を示唆する規制である。

これに対し、TSMC 社はトランプ政権の新規制に完全遵守し、ファーウェイ社よりの新規注文の受付けを停止。

更に、アリゾナ州フェニックスに 120 億ドルを投じて先進的な半導体工場の設立をすると公表。 1,600 人の新規雇用を生み出す可能性があると予測されている。

参考文献:

  • Coronavirus is significant, but is it a true black swan event? – theconversation.com
  • COVID-19 and black swans: lessons from the past for a better future – caixabankresearch.com
  • How COVID-19 will change the way we produce – caixabankresearch.com
  • COVID-19: A black swan event for the semiconductor industry? – 2.deloitte.com
  • How the 1918 Flu Pandemic Revolutionized Public Health – smithsonianmag.com
  • Semiconductors are a weapon in the U.S.-China trade war. Can this chipmaker serve both sides? – fortune.com
  • TSMC no longer taking orders from Huawei amid new US regulations – theburnin.com
  • U.S. tries to narrow loophole that allowed China’s Huawei to skirt export ban – washingtonpost.com
  • Who really fixed the financial crisis? – politico.com

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【バークシャー・ハサウェイ】年次書簡 2020

November 9, 2020 by space

過去 40 年間、ウォーレン・バフェット氏は株主宛てにバークシャー・ハサウェイ社年次書簡をリリースしている。
写真: AARON BURDEN

過去 40 年間、ウォーレン・バフェット氏は株主宛てにバークシャー・ハサウェイ社年次書簡をリリースしている。 投資コミュニティ間では必読と言われている。

バークシャー社クラス A 銘柄は 1965 年以来 2,700,000% 以上上昇。株単価 33 万ドルと史上最高額である。

バフェット氏は 1970 年よりバークシャー・ハサウェイ社 CEO 兼会長であり、S&P500 企業中で最長期を務める CEO である。

書簡内容まとめ

1. 自社株の買い戻し – 自社株全体の約 1% の買い戻しの為、バークシャー社は2019 年に50 億ドルを費やした。

2. 後任計画 – バフェット氏自身とビジネスパートナーであるチャールズ・マンガー氏がバークシャー社現場を去る日に向け「100% の準備ができている」と株主宛てに発表。Ajit Jain(アジット・ジェイン)氏 と Gregory Abel(グレゴリー・アベル)氏が後継者候補として推測されている。

3. 保険事業の成功 – 2012 年に GUARD Insurance Group(ガード・インシュランス・グループ: ペンシルベニア州本拠)社をジェイン氏が 2 億 1,100 万ドルで買収した実績をバークシャー社は賞賛。ガード社出来高は 2019 年に 19 億ドルに達し 2012 年より 379% 増、収益は 265% 変動。保険業界において稀有な記録である。

4. 大型買収 – 貯めこんだ現金資産 1,280 億ドルをバフェット氏は “Elephant Gun”(エレファント・ガン:象撃ち銃) と称している。2019 年 バークシャー社による大型買収は無く「市場価格が不安定で選定基準を満たす上場企業が存在しな かった」と氏は述べている。バークシャー社による大型買収は 3 年連続で実現していない。

バフェット氏の 3つの選定基準:

  • 運用収益が良好な企業
  • 有能で正直な経営者による運営
  • 買収価格が適切な企業

5. Berkshire Hathaway Energy(BHE: バークシャー・ハサウェイ・エナジー)– BHE は アイオワ州風力発電を供給。 2021 年迄に州電力 100% 自給が予測されている。

6. 新聞事業の売却 – バークシャー新聞社の売却は、バフェット氏が情報ビジネス全体を諦めた兆候と言われている。

参考文献:

  • Buffett talks investing, takeovers and ‘Dancing with the Stars’ in letter — here are highlights – cnbc.com
  • 26 Lessons From Warren Buffett’s Annual Letters To Shareholders – cbinsights.com
  • Read Warren Buffett’s annual letter to Berkshire Hathaway shareholders – cnbc.com
  • Warren Buffett Praises Performance, but Offers No Surprises in Annual Letter – nytimes.com
  • Here are the biggest takeaways from Warren Buffett’s annual letter – markets.businessinsider.com
  • Warren Buffett releases annual letter, reassures investors about future of Berkshire Hathaway – axios.com
  • 6 Big Surprises From Warren Buffett’s 2019 Shareholder Letter – fool.com/

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英巨大ヘッジファンド、グリーン投資改革へ攻勢

November 9, 2020 by space

英巨大ヘッジファンド、グリーン投資改革へ攻勢
写真: Johannes Plenio

ロンドン拠点ヘッジファンド・マネージャーであるクリストファー・ホーン氏はアクティビストとして名高く、 地球温暖化危機と闘うべく炭素汚染削減に向けて活動を展開している。

運用資産額 300 億ドルを保持する TCI ファンドマネジメント社の創設者であり、2019 年には投資戦略が奏功しプラス 41% のリターンを収め業界中で異彩を放った。

気候変動リスクの懸念より出資先企業役員に対し変革を迫り、二酸化炭素排出量の開示および環境保護における透明性遵守を求めている。

情報開示を怠った場合には「保有株の売却もしくは役員を解雇する」と述べ、銀行は環境問題を無視する企業に対して 貸付すべきではないと主張。

ホーン氏は、地球温暖化危機の対策として企業の決定権を規制当局から投資家の手に委ねる必要があると考えている。

「株主は、議決権を利用して二酸化炭素排出量の開示を怠る資産運用会社の役員を解雇し、炭素汚染より生じる環境破壊に真剣に取り組まない企業に対し改革を強いるべきである」とも述べている。

氏によるグリーン投資攻勢は、アセットマネージメント業界全体に波及。業界最大手米ブラックロック社は化石燃料関連株への投資をやめると表明している。

参考文献:

  • The World’s Most-Profitable Hedge Fund Is Now a Climate Radical – bloomberg.com
  • The most profitable hedge fund in the world is going green – thehill.com
  • Billionaire Chris Hohn Becomes A Hedge Fund Giant – forbes.com
  • Hedge fund goes climate radical – thestar.com.my

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【NYSE:IIPR】イノベイティブ・インダストリアル・プロパティーズ

November 9, 2020 by space

Innovative Industrial Properties(イノベイティブ・インダストリアル・プロパティーズ社)は、大麻不動産投資信託 (REIT:リート)に該当。
写真: Esteban-Lopez

Innovative Industrial Properties(イノベイティブ・インダストリアル・プロパティーズ社)は、大麻不動産投資信託 (REIT:リート)に該当。

大麻関連企業として史上初の NYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場した企業である事から 注目を集めている。

REIT では、医療大麻生産用スペースの不動産投資に従事している為、IIPR 株は信頼性の高いリターンを伴う予測可能な キャッシュフローを生み出せる明白な事業ロジックを展開していると言える。 

IIPR 株は米国における医療大麻合法化の勢いに支えられる中、機関投資家の間では大麻市場における保守的な投資先であると考えられている。

近日では、IIPR 株の 70%以上は機関投資家とヘッジファンドによって所有されている。

参考文献:

  • Innovative Industrial Properties in 3 Charts – fool.com/
  • Innovative Industrial Properties Stock Forecast: The Cannabis REIT – financhill.com
  • IIPR / Innovative Industrial Properties, Inc. – Institutional Ownership and Shareholders – fintel.io

Filed Under: hedge-funds, real-states, stocks, watchlist Tagged With: REIT, ヘッジファンド

【定義】株式

November 7, 2020 by space

金融市場における株式とは、株式会社に対し株主が持つ企業の所有権証明書を意味する。
写真: Renan Kamikoga

金融市場における株式とは、株式会社に対し株主が持つ企業の所有権証明書を意味し、株主は企業の株式を所有する投資家であり企業資産と収益を共有する権利を持つ。

英語では証券をストック (stocks) 、株式会社の自己資本をエクイティ (equity) と称する。

企業は株式を発行して事業投資する資金を調達する。IPO(新規株式公開)は、民間企業が株式交換を通じて株式を売却するプロセスである。

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